( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 10話目
128 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:06:22.09 ID:N6dlykMM0
ムーディーブルース「・・・9930 Soprano street?そこに向かってんだな?」
ムーディーブルース「・・・そうか・・・そこに仲間がいるんだな。」

     ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!

アバッキオ「間違いない・・・!こいつは!!さっきの
               男のスタンド攻撃だ!!!」


129 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:07:07.66 ID:N6dlykMM0
ムーディーブルース「・・・うざってー髪だ。後ろで結んどくか。」
ムーディーブルース「おい運転手!!お前輪ゴム持ってねーか??」

     ド ド ド ド ド ド ド ド ド!!!
ムーディーブルース「・・・これでよし・・・」パチン・・・

アバッキオ「コイツ・・・何やってやがる・・・俺の体で・・・」ハァハァ・・・


130 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:08:45.50 ID:N6dlykMM0
ムーディーブルース「・・・」
ムーディーブルース「・・・ところでコイツは何なんだ?」チラッ

アバッキオ「!!(ブーン!!)」

ムーディーブルース「豚か何かか??緊張感に欠けるやつらだな。
       敵に追われてる中、ペットの散歩中とはなァ〜ッ・・・。」

アバッキオ「・・・ちょっと待て・・まさか・・・」
 
       ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・


131 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:09:34.91 ID:N6dlykMM0
ムーディーブルース「しかし変な顔だな・・・!俺がさっきボコボコにして
       やる前からおかしな顔してたが・・・!!」

     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!!

133 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:11:01.46 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「!!!コ イ ツ が!!!
            俺 の 体 で!!!」

ムーディーブルース「・・・気持ち悪いから捨てるか」ガシッ・・・!!
                  ウィィーーン・・・
アバッキオ「やめろーーーーーーーッッ!!!」

ムーディーブルース「・・・あ?問題ねーよ。」
                  ポイッ・・・

       ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド!!

アバッキオ「クソがあああああああああああああああ!!!」

134 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:11:49.48 ID:N6dlykMM0
ムーディーブルース「・・・?そろそろ5分か?やれやれ・・・」パチン・・・
                ファサッッ・・・ サッ・・・
アバッキオ「!!!」バッ・・・!

      ドドドドドドドドドド!!!

アバッキオ「・・・(俺のポケットに・・・輪ゴム・・・!!)」
アバッキオ「!!!!」ギリギリギリ・・・!

135 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:12:27.61 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「おい!!ドライバー!!」ガシッ!!

ドライバー「ヒィッ!??」

アバッキオ「コイツ・・・いや、『俺』が、横にいたヤツを
     窓からぶん投げた場所まで戻ってくれ・・・!」

アバッキオ「・・・頼む・・・。」ググッ・・・
ドライバー「・・・???わ、わかったよ!」

         ギャギャギャギャ・・・!!!
     ドォォーーーーーンッッ!!!

136 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:14:53.53 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「・・・!!」
アバッキオ「・・・(俺が・・・ブーンを!!)」
アバッキオ「ハッ」
アバッキオ「砂時計・・・!!」バッ・・・
アバッキオ「・・・(さっきの『俺』は『5分経った』と言ってた・・・。)」
アバッキオ「・・・とっくに5分は経ってるハズだが・・・。
    ・・・・・・・・・数字の10・・・?まさか、この『時間』って
    やつは増えていくのか!?」
        ドドドドドドドドドドド・・・!!!


138 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:16:22.24 ID:N6dlykMM0
ドライバー「着いたぞ!!!」
アバッキオ「ハッ・・・!」クルッ
            ガチャッ!!
アバッキオ「ブーン!!!」
( -ω-)「・・・」グッタリ・・・
             ガシッ!  バタン!!
アバッキオ「・・・!!(クソ!!俺のせいで!!)」
アバッキオ「・・・(あと3分・・・くれーか?見た所・・・。
       俺が持ってる時間は・・・)」
アバッキオ「・・・ここから皆の所まで・・・多分、どうやっても4分はかかる。
    この交通量・・・どう考えても3分以内
    なんてのは無理だ・・・。」

139 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:17:10.55 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「出せ!!!」

ドライバー「え?」

アバッキオ「さっさと出せっつってんだろーが!!!
      ブッ殺すぞ!!テメー!!!!!」
            ドガァァッッ!!!
 
    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・!!!

ドライバー「ひぃぃーーー!!(頭おかしいぜコイツ!!)」

        キキィィーーーーッ!!!
     ブォォーーーーーーーーーーーンッ!!!


140 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:18:22.69 ID:N6dlykMM0
    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!
アバッキオ「・・・クソ・・・!3分以内に戻らなければ・・・3分以内に・・・
    皆の所に帰って、状況を報告。俺が『本当の俺』じゃあ
    ない事を伝えなきゃあならない・・・」

          グォォーーーーーーーーンッ!!

142 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:19:21.75 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「・・・今やらなければ・・・
     10分・・・また『アイツ』が現れる。俺の替わりに!」
    チラッ
( -ω-)「・・・」
アバッキオ「・・・そうなったら間違いなく皆殺される・・・。不意打ちで。

       『俺』に!!!!」ギリギリ・・・!!!

       ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!


143 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:20:01.18 ID:N6dlykMM0
アバッキオ「何か・・・方法が・・・!!!」

       グォォーーーーーーーーーンッッ!!

アバッキオ「クソがァーーーーーーーーーーーッッ!!!」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!


144 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:20:45.33 ID:N6dlykMM0
*************************************************

     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
ベンデル「・・・パニクってんだろーなァ・・・、アバッキオ」
ベンデル「俺のスタンド『テンプル・オブ・ジ・アブサード』は、
   敵の『精神』の中に発現する。」
           
          グビッ・・・
ベンデル「オエッ!!!オエッ!!濃いな・・・。このコーヒー・・・」


145 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:21:57.46 ID:N6dlykMM0
ベンデル「・・・最初は1分だが・・・5分・・・10分・・・と『使用』できる
   時間は多くなる。ま、その分待つ時間も長くなるが・・・。」
ベンデル「アバッキオ、俺の計算では、そのペットを拾いに行った時点で
   お前が、持ち時間内に仲間の所に帰って俺の事を
   説明する時間は絶対に無い。」
ベンデル「ペットを捨ててそのまま帰ってるんなら別だがな・・・」

ベンデル「・・・」
ベンデル「・・・そろそろ10分か?」
              オエッ・・・!!

  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ !!!!!

146 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:23:10.96 ID:N6dlykMM0
*************************************************

ベンデル「・・・」パチッ・・・
ベンデル「・・・」キョロキョロ・・・
ベンデル「(戻ったな。アバッキオの体だ。)」ニヤリ・・・

          ブォォーーーンッッ!!

ベンデル「おい、運転手。」   
ドライバー「ヒィッ!!今度は何だよォー!」ブルブル

ベンデル「・・・目的地には・・・着いたのか?」
      ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

147 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:24:15.09 ID:N6dlykMM0
ドライバー「・・・」
    
ドライバー「まっ、まだに決まってんだろォー!!」
    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!

ベンデル「・・・そうか。」ニヤッ
ベンデル「やはり間に合わないよな。ククッ。」

150 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:25:21.90 ID:N6dlykMM0
ベンデル「!!・・・?」キョロキョロ・・・

ベンデル「(動物がいないな?拾いに戻らなかったのか?)」

ベンデル「おい!運転手!俺は動物拾いに戻らなかったのかァ??」

ドライバー「なっ、何言ってんだよ!!!さっきから!
      もう着いたぜ!!さっさと降りてくれよ!!」

            キキィィーーーッッ・・・
       ドッドッドッド・・・

151 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:26:08.76 ID:N6dlykMM0
ベンデル「・・・まぁいいか。ありがとよ。」
ベンデル「おい」
ドライバー「!?」           
       バギィィッッ!!!

ドライバー「ギャブワッ・・・!!!」

ベンデル「ほんの『気持ち』だ。取っといてくれ。釣りは
     いらねーからよ!!ククッ・・・!」
           
         バダンッ!!
    キキッ!!
            グォォーーーーンッッ・・・!!

      バァァーッッ・・・

152 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:27:05.48 ID:N6dlykMM0
ベンデル「ここか・・・」
       ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!!

ベンデル「・・・さて・・・まだ1分しか経ってないな。あと9分も
   持ち時間がある。」
ベンデル「一応おさらいしとくと、リーダーがブチャラティ。一番若くて
   小さいのがナランチャだな。イカレた穴だらけの服着てるやつが
   フーゴで・・・、帽子被ってんのがミスタ。あと・・・新入りがいる
   んだっけか?コイツの名前がまだ掴めてねーんだよな・・・。」チッ・・・

ベンデル「・・・まぁいいか。あんまり家の外でつっ立ってんのもおかしい
   だろーしよぉ、さっさと中に入って全員殺すか。」 

      ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

153 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:27:51.24 ID:N6dlykMM0
ベンデル「・・・」
ベンデル「・・・ちょっと緊張してきたな。オエッ・・・!」
ベンデル「オエッ!!オゲーーーーーーーーーッ!!!」グバーッ・・・!

         ハァ・・・ハァ・・・

ベンデル「・・・よし行くぜ。」

          カツッカツッカツッ・・・
    ガチャッ・・・

      ド ド ド ド ド ド ド ド ド !!!


154 :◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:28:40.61 ID:N6dlykMM0
ベンデル「・・・今帰ったぜ、ブチャラティ。」

ブチャラティ「・・・」
ミスタ「・・・」
フーゴ「・・・」
ナランチャ「・・・」
ツン「・・・」
     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!

ベンデル「(な、なんだ!?)」

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/05(木) 22:29:03.07 ID:N6dlykMM0
ブチャラティ「・・・」
ブチャラティ「・・・あぁ。悪いな。荷物はそこに置いといてくれ。」

ベンデル「わかった。(フゥ・・・心配させんなよ。)」
                ドサッ・・・

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/05(木) 22:29:25.71 ID:N6dlykMM0
ナランチャ「随分時間かかったね、アバッキオ。」
ベンデル「あぁ、色々あってな。」


158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/05(木) 22:32:50.31 ID:N6dlykMM0
フーゴ「・・・ブーンはどうしたんですか?」
       ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

ベンデル「ブーン?(って何だ??『忘れ物』か??)」
フーゴ「・・・」
       ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!!


160 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:33:54.84 ID:N6dlykMM0
フーゴ「・・・えぇ。一緒に行ったでしょう?ブーンも。」

ベンデル「!(豚の事か!)」
ベンデル「あぁ、アイツは、そこらへん散歩させてるよ。」

フーゴ「・・・させてる?」
       ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

ベンデル「!!???(何だ!今度は・・・!オエッ・・・!)」

161 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:35:35.66 ID:N6dlykMM0
フーゴ「・・・そうですか。最近移動時間以外は部屋に居るばかりで
     皆運動してませんからね。散歩させてあげるのも
     良いですね。」ニコ・・・

ベンデル「あ、ああ。(心臓に悪いヤツらだ・・・)。」

ベンデル「・・・(時間は・・・)」チラッ
ベンデル「(あと5分。そろそろ一人ずつやらないとな・・・)」

        ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


162 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:36:28.15 ID:N6dlykMM0
ベンデル「ミスタ、ちょっといいか。話があるんだ・・・。」

ミスタ「・・・」
ミスタ「・・・」ガタッ
ミスタ「あぁ、何だ?」

ベンデル「こっちで二人で話したい。重要な事なんでな。」

ミスタ「・・・」
   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!!


163 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:37:24.62 ID:N6dlykMM0
ミスタ「わかったよ。どこで話すんだ?」
ベンデル「・・・」ニヤッ
        ガチャリ・・・
ベンデル「そうだな。家の外ででも・・・」
 
            ガチャッ・・・!!!
ツン「・・・!ハッ!ダメ!!!」
ベンデル「・・・?」クルッ

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!!!


164 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 22:37:56.53 ID:N6dlykMM0
ベンデル「!!!!?????お前は!!!」

( ^ω^)「・・・ここはどこだお??」
         ド ド ド ド ド ド ド !!!

ベンデル「何でお前がここにいるんだァーーーーーッッ!!!」

        バァァーーーーーーーーーーンッッ!!!


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