( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 2話目
  566 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:10:45 Qf8/f4RG0
第2話

あれからすぐ僕達は、ブチャラティ組とナランチャ組と合流したお。

チッ、チッ、チッ・・・。

( ^ω^)「・・・(もう夜の3時だお。眠たすww)」
バタンッ

ブチャラティ「・・・ミスタ、何かわかったか?」
ミスタ「だめだぜ、ブチャラティ。『演技』してんじゃあね〜か?と思って 
   色々試してみたけどよぉー、何も喋らねぇ。どうやら本当に
   壊れちまったみたいだなぁ〜・・・」

ミスタ「だが、身元は財布の中に入ってた免許証に全部書いてあったぜ。
   こいつはピサからやって来たギャングだ。」
ブチャラティ「そうか。」

  569 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:20:06 Qf8/f4RG0

ガタッ

ブチャラティ「よしっ!お前らっ!ついさっきアバッキオの『リプレイ』で
     確認した結果、ツンデレはピサ行きの列車に乗った事が判明したっ!
     さらにミスタとブーンを襲った男もピサのギャングだ!
     これからすぐにピサに向かうぞっ!!」

ツンデレはピサへ、そしてピサからの刺客。何が起こっているのかは
わからないけど、この出来事の『鍵』がそこにはある。そう信じて
僕達はピサへ向かったんだお。

  572 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:29:23 Qf8/f4RG0


ブォォォオーーンン

( ^ω^)「ブチャラティ、あとどのくらいでピサに着くんだお??」
ブチャラティ「あと4時間ほどだ。寝ているといい。」
(;^ω^)「でも、さっきアバッキオ・・・さんに『新入りのくせに俺達より先に
     寝てんじゃねー。刺客が来ないか見張ってろ。』って言われたんだお。」
フーゴ「心配しなくても大丈夫ですよ、ブーン。僕が起きてますから。」
( ^ω^)「本当かお!?フーゴは優しいおww」
ブチャラティ「そういう事だ、ピサについたら一日中ツンデレを探す事になる。
     ゆっくり寝るんだ。」
( ^ω^)「・・・ツンは元気なのかお・・・、!そういえばまだ写真を見てないおwww」
フーゴ「本人かどうか確認してなかったんですか?ここにありますよ。」

パッ

( ^ω^)「・・・!これは・・・!?」

  575 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:35:08 Qf8/f4RG0
ブチャラティ「どうかしたのか?」
( ^ω^)「コレは・・・(僕の知ってるツンじゃないお・・・。これは僕の知ってる
     『人間』じゃないお。ブチャラティ達のような『人間』だお。どういうことなんだお。)」
フーゴ「どうかしたんですか?ブーン?」
(;^ω^)「な、なんでもないお。やっぱりツンだったお。
     疲れたから寝るお・・・。おやすみだお!」

フーゴ「おやすみなさい、ブーン。」

(;^ω^)「・・・(でもアレはツンだお。違うけどツンだお。どこかツンの面影があるし、それに
     ・・・それに、僕のあげたペンダントをしていたお・・・)」

一体何が起こってるのか。まだ何もわからないまま、僕は疲れた体を
車のシートに沈めていったお。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・


  576 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:40:13 Qf8/f4RG0
ブォォォーーーーンンンン・・・

フーゴ「―ブチャラティ、ブーンはスタンド使いでしょうか?」
ブチャラティ「・・・」
フーゴ「彼にはあなたのジッパーが見えていたようです。それに
   ミスタの話ではピストルズとも会話をしていたとか。」

ブチャラティ「・・・わからないな。なにせまだ情報が少なすぎる。
     ブーンが『何』なのかもわからない状況だからな。」

ブチャラティ「・・・だが、ターゲットの知り合いである事、ミスタを助けた事
     から、とりあえず今は俺達の力になれそうだ。今は
     それだけでいい。ターゲットを保護するのが今の俺達にとって
     一番大事だからな。」
フーゴ「・・・そうですね。」

フーゴ「そうだ、ブチャラティ。運転を変わりますよ。僕はもう十分寝ましたから
   ブチャラティも睡眠を取ってください。」

ブチャラティ「すまないな。じゃあ、そうさせてもらおう。
     次の休憩所で運転を変わってくれ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

  579 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:53:10 Qf8/f4RG0

ブゥゥゥン・・・キィッ


ブチャラティ「ピサまでここからあと2時間くらいだな。
     ・・・飲み物を買ってくるが他に何か必要な物はあるか?」

フーゴ「あ、僕も降りますよ、トイレに行きたかったですし。」

ガチャッ・・・!
ビュゥゥゥッ

(;^ω^)「ん・・・なんか寒いお・・・。」
フーゴ「ブーン・・・、すいません起こしましたか?」
( ^ω^)「・・・いいお・・・どこに行くんだお?」
フーゴ「僕はトイレ・・・ブチャラティは買い物です。」
( ^ω^)「僕もトイレ行っとくお!途中で漏らしたら洒落にナラナスwwww」
フーゴ「外は寒いですから上に何か来ていくといいですよ。」
ブチャラティ「先に行ってるぞ。」


  582 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 11:59:53 Qf8/f4RG0
*********************************************
ピィンポォォーン
店員「・・・いらっしゃい。」

ガシャッ、ガシャン。

ブチャラティ「(飲み物と・・・、朝飯も買っておくか。)」

ガシッ バサッ
バサッ ガシャン

ブチャラティ「(他に何か・・・)」
ブチャラティ「・・・!」

バサッ・・・!

ブチャラティ「・・・これは・・・」

  603 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:18:16 Qf8/f4RG0
ドオーーーーーーーーーーーン!!!

ブチャラティ「(ヴァチカン市国国務長官の娘、イタリアで行方不明・・・!)」

店員「あぁ、それね。今朝の朝刊だよ。物騒な話だよねぇ・・・。
   どうせ誘拐されたんだろう、可愛そうに。でもここは
   イタリアだからねぇ。営利目的の誘拐はしょっちゅうさ。」

ブチャラティ「・・・」
店員「ここらへんも最近、物騒でね。この近くで強盗があったらしいんだよ。」

ジロッ

店員「お客さんも、綺麗な格好してるから、気をつけたほうがいいよ。」
ブチャラティ「そうだな。会計をすましてくれるか?」

店員「・・・はいはい。」

  604 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:19:05 Qf8/f4RG0
**********************************************

フーゴ「早くすませてくださいよ、ブーン。」
( ^ω^)「わかってるおwww」
( ^ω^)「・・・」
(;^ω^)「便器の位置たけぇwwwこれがイタリアクオリティwwwwうぇっww」
( ^ω^)「・・・大の方使ってくるお!!!」


  605 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:19:33 Qf8/f4RG0
タッタッタッタッ・・・バタン!!

  606 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:20:01 Qf8/f4RG0
ジャーーーッ・・バシャバシャ

フーゴ「うっ、水が冷たい。」

ジャーッ キュッ

フーゴ「もうすぐ朝だな・・・」

???「おい」

フーゴ「!?」


  607 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:25:04 Qf8/f4RG0
???「金を出しな・・・!」

フーゴ「(チンピラか。やれやれ。)」
フーゴ「・・・悪いがあまり持ち合わせがないんでね。またにしてくれないかな。」

???「フザケてんじゃねぇ、頭ぶっとばすぞ!!」

ゴリッ

フーゴ「・・・」

グリグリ・・・
???「出せよ、早く!」

ガッ!
クルゥリ・・

???「!?」

 バ ギ ィ ッ !!!

???「ッッッッギャーーー!!!」

  608 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:26:14 Qf8/f4RG0
フーゴ「あまりフザけてんじゃあないぜ。ぶっとばされるのはお前の頭の方だ。」

クルッ

フーゴ「・・・ふぅ、今すぐ消えたら許してあげますよ。」

キュッ、ジャーーー!バシャバシャ・・・

フーゴ「(また手が汚れちまったじゃないか・・・。)」

???「てめぇ・・・」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・

???「いい気になりやがってっ!!」

フーゴ「・・・まだいたのか?そんなに僕に殴られたいのか?」

  613 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:38:19 Qf8/f4RG0
???「クソがっ!!!ハンサムな顔で良い服着てよぉ〜、どうせテメェだけ
   特別だと思ってんだろうが!?いい気になりやがってよぉ〜!」

フーゴ「・・・・・・良い加減にしろよ?僕だってそう気が長いほうじゃあないんだ。」

???「気取りやがって!!!その口調もむかつくぜぇ〜!!」

ガッ、バギィィッ!!!!

ドッシャァッッ!!

フーゴ「・・・」

???「てめぇ、また!二回も殴りやがったな!許せねぇ!もう許せねぇ!
   『良い顔して良い服着て上品で、喧嘩も強い』とか思ってんだろうが!!
   調子に乗りやがってよぉ〜!!!」

フーゴ「・・・ついでに言うと、『頭』も良いかな。」

  614 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:39:19 Qf8/f4RG0
???「クソがぁ〜っ!いい気になりやがって!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

  て め え の 物 全 部 、 頂 い て や る ぜ !!!」

  ド ォ ォ ン ! ! !

!!!!!

フーゴ「(スタンド使いかっ!しまった!!!)」

フーゴ「パープルヘイ・・・!」

???「 オ ラ ァ ッ !!!」

ドガァァァッ!!!

フーゴ「ウッ・・・!!!」

ドギュゥゥゥゥン!!!!!

フーゴ「グウゥゥッッッ!!!!」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・

  623 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:54:59 Qf8/f4RG0
**********************************************
( ^ω^)「・・・ふぅ〜終わったお。苦労したおw」

( ^ω^)「・・・それにしても外が何か騒がしいお・・・」

( ^ω^)「・・・・・・!!」

(;^ω^)「・・・おなかイタスwww」

( ^ω^)「ウンコもしとこwwwうえっうえっwww」
**********************************************

  626 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 12:58:05 Qf8/f4RG0

フーゴ「・・・うっ、どうなったんだ・・・!!」
フーゴ「か、顔が痛い。あれから殴られたのか・・・」

グッ・・・!

フーゴ「ふぅ、体がやけに重い・・・!が、なんとか立てるぞ!あの野郎!」

チラッ・・・

フーゴ「!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドド・・・

フーゴ「こっ、こっ、これは!!!!」

  627 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 13:03:59 Qf8/f4RG0
ドドドドドドドドドドドドドド・・・

フーゴ「こっ、これは! 嘘だ!夢だろ!」

フーゴ「うわァァァァァァァァァァァァァ!!!!
   僕の顔じゃなァァァァァァァァァい!!!!!!」
ドォォーーーーーーーン!!!

フーゴ「(一体どうしちまったっていうんだ!
    僕の顔は!!体は!!!)」

フーゴ「こいつはッッ!!全部さっきのあいつの体じゃないかァァァァァ!!!」

フーゴ「(この脂肪で醜くブヨついた体っ!背も20cmは縮んでいるっ!
    それにこの服!ファッションセンスのカケラも感じられない!
    爪もかじった後があるし、何より体全体からするこの匂い・・・!)」

ハッ・・・
フーゴ「待てよ・・・、僕がアイツの体にいるって事は・・・!」

  632 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 13:24:39 Qf8/f4RG0
???「おい。」
フーゴ「!!」

ガバァッ!!

フーゴ「うっ、うわァァァァァァァァ!!!」

バアアアアアアァァァァーーーーン!!!

???「『あいつ』って言うなよなぁ〜、チョリソーって名前があんだからよぉ〜っ。」

フーゴ「そっ、それは僕の体だっ!!!返せっ!!!」

チョリソー「あっ、今からはフーゴだったな。ゲッヘッヘ・・・」

フーゴ「か、返せって言ってるんだっ!!!!」

フーゴ「出ろッッ・・・??? ・・・・!!???(なんだ、僕のスタンドの名前はなんだ??)」

シィィィーーーーーーーン・・・

チョリソー「・・・どうした、スタンドの名前を忘れちまったのかぁ・・・!?」




  634 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 13:25:33 Qf8/f4RG0
ジャー、バシャバシャ・・・
チョリソー「勘違いしてるようだから教えてやるけどよぉ。俺達は体を『交換』
    したわけじゃあないんだぜ・・・。」

チョリソー「俺はお前から体を奪ったんだよ。もちろん俺はそのまま元の体を
    捨てることだって出来たんだ。そしたらお前は死んでたんだぜぇ??」
フーゴ「・・・っ!僕のスタンドはどうしたっ!」

チョリソー「・・・人の話は最後まで聞くもんだぜ、フーゴ・・・いやチョリソーよぉ。
    で、・・・そうだ。それはさすがに可愛そうだと思った俺はお前に俺の元の体を
    『くれて』やったんだよ。ありがたく思えよ?」

フーゴ「質問に答えろォォーーーーーーーーーーーーッッ!!!僕のスタンドをどうしたーーーッッ!!」

チョリソー「・・・お前のスタンド???今はもう・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

チョリソー「 俺 の ス タ ン ド だ ぜ ぇ 〜〜〜〜っ」

バ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ン!!!!

パープルヘイズ「グゥァルゥルルルゥル・・・」

  639 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 13:40:09 Qf8/f4RG0
フーゴ「バ・・・、バカな・・・」

チョリソー「ついでに他にも少し頂いたぜ。『お仲間とスタンドについての記憶』もなぁ〜っ」

チョリソー「なんでお前の記憶を全部頂かなかったかわかるか?え? お前がその体で惨めに
    生きていけるようにだよぉ〜〜〜〜っ!!!過去の栄光を思い出しながら、
    不細工なツラと醜くて不潔な体で、一文無しで生きていけるように、思い出は
    残してやったぜぇぇ〜〜〜〜〜っ!!」

フーゴ「そ・・・そんなっ! お前の元のスタンドはどうした!?」

チョリソー「あれはまだ俺が持ってるぜぇ〜っ。この体に飽きたら使うんだからなぁ〜っ。」

フーゴ「・・・(こんな・・・圧倒的なスタンド・・・)」

チョリソー「じゃあ、俺は行くぜ・・・イヤ、待てよ。
    『じゃあ、僕はそろそろ行きますよ。ブチャラティ達が待ってるんでね。』
    かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!? ギャッハッハッハ!!!!」

カツッ、カツッ、カツッ、カツッ。

  641 名前:◆A/02Sqb2ac 投稿日:2005/12/17(土) 13:41:13 Qf8/f4RG0
フーゴ「どうすれば・・・ブチャラティ・・・」
フーゴ「そうだ!ブチャラティなら・・・!!!!」
フーゴ「取り戻してやる!なんとしても!!!」

ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

次へ