( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 7話目
- 3 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:25:48 ID:KxLI2IG80
- 第7話
(テーマが思わぬ方向に進み始めたので、
モンタギューのいる国名を架空の『テラポリス王国』
とします。後は各自で脳内変換してください。)
ポルポに会いに行った帰りに僕らを襲ってきたスタンド使いは
『ムスター』という名前だったお。ブチャラティと僕は、ムスターを倒した後、
皆の所に連れて帰って色々話を聞いたお。
ムスターは、あっさりベルナルドについて吐いたお。そして僕達は
ツンの言っていた事は本当だという確証を得たんだお。
その後、ブチャラティは、『組織の仲間』に『ムスターのダンボール詰め(生存)』
を、モンタギューの屋敷まで送り届けるよう頼みに行ったお。
今は、ひと段落して、夕食だお。
- 4 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:27:51 ID:KxLI2IG80
- ムシャムシャ パクパク
ミスタ「・・・」カチャカチャ・・・
ミスタ「・・・なぁ、ツンって今どこにいるわけ?」パクパク・・・
フーゴ「・・・さぁ、僕も知りませんが、あまりその名前を
口に出さないほうがいいですよ。誰が聞いてるか
わかりませんからね。」
ミスタ「俺、こっちに帰ってから一度も見てないんだよなァ〜・・・。」
( ^ω^)「(イカ墨パスタうめぇwwww)」ズビズバーッ!!!
- 5 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:30:46 ID:KxLI2IG80
- ミスタ「・・・」 ムシャムシャ・・・グビグビ
クルッ・・・
ミスタ「アバッキオは何か聞いてないの?ブチャラティから。」
アバッキオ「聞いてないな。」 パクパク・・・
ミスタ「・・・・・あっそう。」
ナランチャ「・・・(食べたら眠たくなってきたな)ファ〜ッ・・・。」
ミスタ「・・・でもまぁ今はブチャラ・・・」
『ガタッ・・・』
- 9 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:34:40 ID:KxLI2IG80
- 全員「!!」
(;^ω^)「?(なんか音がしたお!)」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
ミスタ「・・・」
ミスタ「(今の音は裏口からだよな?)」ビッ!クイックイッ・・・
フーゴ「(ハイ・・・!)」コクッ・・・
アバッキオ「・・・」ガタッ・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
ミスタ「・・・(セックスピストルズ・・・!)」カシャカシャカシャカシャカシャカシャン、パシーン!!
ガチャッ・・・キィッッッ・・・
(;^ω^)「(扉が開いたおっ!)」
ガチャッ・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
- 10 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:36:11 ID:KxLI2IG80
- ミスタ「よーし、そこにいるやつ、そこで止まれ。」
???「・・・」ピタッ
ミスタ「・・・両手を挙げてゆっくりこっちに出てきな。
少しでも妙な動きをしたら撃つ。」
???「・・・」カツッカツッカツッ・・・
!!!
ミスタ「ヘイヘイヘイ!!!俺はゆっくりって言ったんだぜ!!」
???「・・・!」ピタッ
- 12 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:38:58 ID:KxLI2IG80
- ミスタ「よーし・・・、そこで止まって、まず名前と用件を言いな・・・」
???「ミスタさん・・・」タッ
ガァァァァァァン!!!
ガァァァァァン!!!
ドバッ!ドバッ!!!
(;^ω^)「!!(床に穴が・・・)」
???「・・・!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
ミスタ「動くな。次は体に当てる。もう一度言うぜ。『名前と用件
を言いな。』あと、なぜ俺の名前を知ってる?」
- 13 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:40:40 ID:KxLI2IG80
- ???「ミスタさん、私です・・・」
ドドドドドドド・・・
ミスタ「あ?」
???「・・・です。」ヒソヒソ・・・
ドドドドドドドドドドドドドドド・・・
ミスタ「聞こえねーよ、もっとハッキリ喋れ!
頭ぶっとばすぞこの野郎!」
???「・・・ツンです。」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
ミスタ「・・・え?」
一同「!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!
ミスタ「だ・・・『誰』だって?」
ツン「ツンです」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
一同「・・・・・・・・・!!!!」
一同「エーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド !!
- 14 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:41:32 ID:KxLI2IG80
- ミスタ「・・・!!!!」
ミスタ「フ、フーゴ!!!これ、『ツ!ツンだっ・・・!!!!』」ビッビッ
!!!
フーゴ「!!!」バッ!
ガシィッッッ!!!
フーゴ「声がデカいんだよ!!!バカ野郎!!」
ミスタ「ムグッ・・・!」ブンブン・・!
(;^ω^)「・・・!!!その格好はどうしたんだお!?」
ツン「髪は切って染めました・・・。
服も着替えました。あとメイクも少し・・・」
(;^ω^)「変装?か何かかお?・・・(まるで別人だお・・・男かと思ったお・・)」
ガチャッ・・・
一同「!!!!」
- 17 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:44:25 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「・・・何やってんだ?お前ら」
ミスタ「・・・!!!!」
ミスタ「ぶっ・・ぶはっ!ブチャラティ!こ、コイツは!!」ビッビッ!
ブチャラティ「・・・?」
ブチャラティ「あぁ、もう着替えたのか。どうだ?男物の服は」
ツン「や、やっぱり少し変な感じですけど、思ったより動きやすいです。」
ブチャラティ「そうか。髪の方は我慢してくれ。今はヘアサロンに連れていく
わけにはいかないからな。」
ツン「いえ、大丈夫です。いつも自分で切ってましたから・・・。」
ミスタ「どっ、どういう・・・」パクパク・・・ シュビッ!シュビッ!シュバッ!
アバッキオ「どういう事だ?ブチャラティ」 ズイッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
ブチャラティ「皆揃ってるな。」
- 19 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:47:36 ID:KxLI2IG80
- 一同「・・・」
ブチャラティ「・・・明日俺たちはツンを連れてこの街を出る。」
ドォォーーーーンッッ!!!
一同「えっ!?」
(;^ω^)「!?」
ブチャラティ「・・・ツンだけここに残していくわけにもいかないんでな。
だが移動中は、見つかる危険性も高い。
そこで彼女には変装してもらった。」
ツン「・・・」
ブチャラティ「・・・もう知ってると思うが
昨日俺とブーンを襲った男から聞き出した話に
よると、モンタギューは相当な数のスタンド使いを抱えている
ようだ。まぁ、ほとんど皆『矢』で無理やり『力』を
引き出されたらしいが・・・。」
ツン「・・・」
- 20 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:50:47 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「しかも、相手は相当イカレた野郎だ。まさか確信もないのに、
こんなに早く刺客を送り込んで来るとは俺も思わなかった。
それに俺たちを殺してでもツンを探そうとしている。」
一同「・・・」
ブチャラティ「このままここに止まれば間違いなく第2、第3の刺客・・・
それも間違いなくスタンド使いが襲ってくるだろう。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
フーゴ「・・・それで、それから逃れるために街を出るんですか?」
ブチャラティ「・・・そうだ。だが、もちろんずっとじゃあない。」
全員「・・・」
- 21 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:52:31 ID:KxLI2IG80
- 全員「・・・」
ブチャラティ「・・・はじめに言っておくが。俺は
モンタギュー・ベルナルドを暗殺するつもりだ。」
全員「!!」
(;^ω^)「!!!」
- 22 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:53:44 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「・・・色々考えてはみたが今はもう、これしか方法はない。
もちろんツンを警察に連れていって、ワケを説明。万事解決メデタシメデタシ
で済めばそれが一番良いんだろうが、どうもそうはいかないらしい。」
ナランチャ「ど、どういうこと?」ゴクリ・・・
ブチャラティ「・・・」
ブチャラティ「モンタギュー・ベルナルドは間違いなくスタンド使いだ。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ブチャラティ「どんなスタンドかはわからないが、大勢のスタンド使いを
抱えてる所見ると、強力なスタンドのはずだ。そうで
なけりゃあ、とっくに誰かに殺されてるだろうからな。」
ブチャラティ「わかると思うが、強力なスタンドは現行の法律や執行機関では
裁けない。」
ツン「・・・」
- 23 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:55:50 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「・・・誰かが裁かなくちゃあならない。そいつが
誰にとっても『明白』な『悪』ならな。モンタギューのように。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
アバッキオ「・・・だがどうする気だ?ブチャラティ。相手は仮にも一国のトップだ。」
ナランチャ「そ、そうだよブチャラティ!周りに護衛だっていっぱい居るはずだ!
ターゲットに近づくのだって容易じゃあないぜ!」
ブチャラティ「その通りだ、ナランチャ。」
(;^ω^)「・・・何か手があるのかお?」 ゴクリ・・・
- 24 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 02:56:35 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「・・・確かにモンタギューの側近には沢山の護衛がついているはずだ。
屋敷の警備の警戒も完璧に近いだろう。しかも俺たちは
今、アイツから『マーク』されてるはずだ。屋敷の近くにすら
近づけないかもしれない。だが・・・」
ブチャラティ「・・・ヤツに気付かれずに接近する事は不可能じゃあない。」
全員「・・・」
- 26 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 03:03:22 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「チャンスは一度きりだ。明日の正午に街を出て、出来るだけ
イタリア中を無作為に移動する・・・が、『その日』には
ローマに戻ってテラポリスに
潜入。計画を実行する。ここを逃すと来年の『その日』まで
モンタギューの手下に狙われ続ける事になる。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ミスタ「・・・『その日』ってのはいつなんだ、ブチャラティ。」
ブチャラティ「・・・」
- 30 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 03:05:27 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「テラポリスに世界中から観光客や、カトリック信者が集まり、
『キリストの降誕』を祝う日・・・その日モンタギューは観衆の前に
必ず顔を出す。」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド!!!
- 31 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 03:05:53 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティ「 決行日は『クリスマス』だ。 」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 32 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/24(土) 03:06:46 ID:KxLI2IG80
- ブチャラティの話が終わってからも、緊張した空気がしばらく部屋中に
流れてたお。よくよく考えれば当たり前だったお。だってこれは、
一国を揺るがす大事件に発展する計画だったのだから・・・。
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