( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 10話目
- 51 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:50:13.24 ID:N6dlykMM0
- ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
朝ごはんを食べた後、僕らは早速『買い物』に行ったお。
買い物リストに載っていた物は、使い道がよくわからない物も
いっぱいあったお。僕とアバッキオは街中を歩き回って全ての
物を揃えたお。買い物が終わった時には午後2時だったお。
- 53 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:51:44.49 ID:N6dlykMM0
-
ハァハァ・・・
(;^ω^)「ハァハァ・・・」
(;^ω^)「アバッキオ・・・」
ピクッ・・・
アバッキオ「あ?」
- 55 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:54:09.57 ID:N6dlykMM0
- (;^ω^)「・・・さん」
アバッキオ「・・・なんだ。」
(;^ω^)「少し休みませんかお?」
アバッキオ「ダメだ。」
(;^ω^)「・・・でももう4時間も歩きっぱなしですお。」
アバッキオ「・・・フゥ」
アバッキオ「何度も言わせるな。俺がダメと言ったらダメだ。
お前は『新入り』で『年下』だ。俺がお前の意見を
聞き入れる必要はないんだよ。」
- 56 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:55:17.57 ID:N6dlykMM0
- (;^ω^)「・・・テラヒドス・・・」
アバッキオ「・・・!」ピクッ・・・
(;^ω^)「(ヤバイ・・・聞こえたお!)」
アバッキオ「今・・・なんて言った?」グルッ
(;^ω^)「な、何でもないですお!」ビクッ・・・
- 57 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:56:19.67 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「・・・お前わかっていないようだな。
俺は別に理由なく、お前をいじめるために言ってるんじゃあ
ないんだぜ。」
(;^ω^)「・・・?(違うのかお?)」
アバッキオ「俺達は今、敵の追跡から逃れるために『逃走中』なんだ。
本来外に出るのも出来るだけ避ける必要がある。外に
出るってことはそれだけ人に見られるって事だからな。
俺達の目撃情報がベルナルドの所に伝わっちまうかもしれない。」
( ^ω^)「・・・」
- 58 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:57:54.52 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「そんな中お前は、『歩くのが疲れたから』っていう理由で、
結果としてチームの皆が危険に晒されるかもしれない
のを承知の上で『カフェで、お茶でもしませんか?』
って俺に提案してんのか?」
(;^ω^)「・・・(アバッキオの言うとおりだお。)」
(;^ω^)「ごめんだお。」
- 59 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:58:42.71 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「・・・それに俺はお前が好きじゃあないしカップルみたいに
お前と一緒に並んで街を歩くのもごめんだ。
さっさと帰りたいんだよ。」
( ^ω^)「!!!」
(#^ω^)「(このクチビル・・・)」
アバッキオ「何だと?」
(;^ω^)「・・・なんでもないですお。胸元がセクシーですね」
- 60 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 20:59:29.68 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「・・・」
(;^ω^)「・・・」
アバッキオ「・・・チッ、調子に乗るなよ、ブーン。」クルッ
カツッ カツッ カツッ カツッ・・・
(#^ω^)「・・・(やっぱりコイツ嫌いだお)」
- 61 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:02:28.50 ID:N6dlykMM0
- オエッ!!
オゥエェッッ!!
アバッキオ「・・・(なんだ?)」
***「オエッ!!ゲホッ・・・!」
アバッキオ「・・・(病人か?)」
***「オッオッオエッ・・!」
- 62 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:06:38.57 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「(俺には構ってる
暇はないな・・・それに)」チラッ
(#^ω^)「・・・」ムスッ
アバッキオ「(コイツも連れてるからな・・・余計な事に
関わるわけには・・・)」
***「ゲッオゲッ・・・」
アバッキオ「・・・(ヤレヤレ)」フゥ・・・
アバッキオ「おい、あんた大丈夫かい?
救急車を呼んでやろうか?」スッ・・・
- 65 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:08:42.45 ID:N6dlykMM0
- ***「・・・オゲッ・・・グゥ・・・」
アバッキオ「?おい、どうした?」
***「・・・」スッ・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
***「・・・イヤ、大丈夫だ。ありがとう。」
アバッキオ「・・・何か悪いモンでも食ったのか?」
***「・・・コーヒーだ・・・。」
アバッキオ「・・・」
アバッキオ「・・・『何』だって?」
***「昔から胃が弱くてね。すぐに腹を壊したり吐き気がしたり
するんだ。ストレスがたまったりすると特にね。オエッ」
アバッキオ「・・・」
- 66 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:09:29.80 ID:N6dlykMM0
- ***「コーヒーを飲む時もそうなんだ。決まって吐き気がする。多分、
カフェインか何かのせいだと思うんだが・・・好きでね。
コーヒー。特にここのカフェで飲むコーヒーはやめられないんだ。」
アバッキオ「・・・(時間の無駄だったな)」
アバッキオ「そうか。まぁあまり無理はしない事だな。」スッ
- 67 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:10:10.71 ID:N6dlykMM0
- ***「でも・・・」
ベンデル「随分やさしいんだな・・・思っていたのとは大違いだ。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
- 82 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:16:07.86 ID:N6dlykMM0
- ピタリ・・・
アバッキオ「何だと?」
ベンデル「元、汚職警官でギャングって聞けば誰だって酷いやつだと
思うだろ?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!
- 83 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:18:36.53 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「!!」
ベンデル「『テンプル・オブ・ジ・アブサード 』」
ドォォォンッッ!!!
ドズゥゥッッ!!!
- 85 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/01/05(木) 21:20:46.41 ID:N6dlykMM0
- アバッキオ「!!グフゥッッ!!!(む、胸に・・・!)」
ド ド ド ド ド ド ド ド!!
ベンデル「じゃあな。アバッキオ。また後で会おう。」
アバッキオ「くっ!!ムーディブルース!!!」
ドガァッッ!!!
ベンデル「おほっ・・・危ない・・・。」
ダァァーーッッ!!!
アバッキオ「!!!クソッ!!」
アバッキオ「(逃げるってことは遠隔操作のスタンド・・・
ここで逃がすと厄介だ。ここでケリを
つける!!)」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド・・・!!
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