( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 12話目
- 217 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:28:31.38 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「馬鹿な・・・一体何が・・・!!」バッ・・・!
ブワッ・・・
ブチャラティ「・・・ウッ!?何だコレは!!」
モンタギュー「・・・フフ・・・」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 218 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:28:59.61 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「『暑い』!!ブーンの周りの空気だけ異常に!!!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ !!
- 219 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:29:31.01 ID:Mm8jKTih0
- (;*^ω^)「ブチャラティ・・・頑張るお・・・」ハァハァ・・・
モンタギュー「人間は結構タフな生き物だ。」ザッ・・・
ブチャラティ「・・・ッ!!」グルッ!!
- 220 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:35:07.40 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「マイナス40度なんていう
『ペンギンだって凍え死んじまうんじゃあないか』って世界に行く事も
あれば、灼熱の太陽が照りつける摂氏50度なんていう場所にも
住む事ができる。」
ブチャラティ「・・・貴様何を!」
- 221 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:36:17.42 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「・・・貴様何を!」
モンタギュー「しかし一方で・・・」
モンタギュー「33度、4度なんていう、誰だって体験した事のあるような、
環境のせいで死ぬ事もある。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・
ブチャラティ「・・・ブーン・・・!」クルッ・・・
(;*^ω^)「ハァハァ・・・ブチャラ・・・気分が・・・悪いお・・・」
モンタギュー「なぜだと・・・思う?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 222 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:36:58.87 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「・・・」
モンタギュー「・・・人の生死を別けるもの・・・それは『覚悟』だ。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 223 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:37:28.76 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「寒い場所に行くには、それなりの格好をするだろう。
マッターホルンに登るのに、お前は半そで短パンで登ろうとするか?
しないだろう。それは『死』を招き入れる行為だ。
『対象』に敬意をしめし、恐れ、克服しようとする。それが
『覚悟』だ・・・!!」
- 225 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:39:11.85 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「砂漠に住む人種が熱射病で倒れるなんて事は、ほとんど無い。
なぜなら彼らは『覚悟』が出来ているからだ。過酷な環境に対応
するための『遺伝子レベルでの覚悟』がな・・・。
彼らは何百何千年という時を経て
高温な環境に対応するための体を得た。アフリカ大陸に住む
人種が、背が高く、手足が長いのは
『身体の表面積を大きくし、熱を効率的に放出するため』だ。
大きな体を使って熱を空気中に放出している。
ラジエーターのように・・・」
- 226 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:43:31.18 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「・・・!ブーンは・・・・」
モンタギュー「そいつは小さいな・・・お前の膝まで背が届くかどうかってところだろう?
・・・熱がこもりやすい身体だ・・。」
モンタギュー「だが、ソイツの身体は、その熱を別の方法で放出している。本能でな。
見ろ・・・すごい汗の量だ・・・。ソイツの周りは今、俺のスタンドに
よって、摂氏50度を越えている。汗をかくのは当然だ。『発汗』は暑さに
対応するための最強の武器だからな。水で冷やすよりも『発汗』は
熱を奪う上で大きな役割を果たす。」
- 229 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:51:20.69 ID:Mm8jKTih0
- (;*^ω^)「・・・ウウ・・・」ブルブル・・・
モンタギュー「ただ、マズイのは、汗として出て行った水分を補給出来ない
場合だ、今のソイツのように。ソイツに現れてる症状は熱中症のソレだ。
しかも第2段階に進んでいるようだな・・・。大量に汗をかき、
血圧が低下。脈が早くなり、全身から力が抜けて、立っている
事すら出来なくなる。
そしてじきに、吐き気、頭痛などが襲って来て、失神する。
最後に第3段階まで進んだ場合・・・言わなくてもわかるよな?」
ブチャラティ「・・・ブーン・・・!」
- 230 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:52:29.07 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「ソイツには覚悟が足りなかった・・・。暑さに適応するための覚悟。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ブチャラティ「!!」
モンタギュー「まぁ、クリスマスのイタリアで、そんな物を求めるほうがどうかしてるがな!
アッハッハッハッハ・・・!!!!」
ブチャラティ「・・・貴様!!!」
- 231 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:53:15.93 ID:Mm8jKTih0
- (;*^ω^)「ツン・・・ブチャラ・・・VIP・ザ・クオリティ・・・」
ブチャラティ「・・・!!」
ブチャラティ「ブーン・・・!!しっかりするんだ!」ガッッ・・
モンタギュー「あっあ〜♪それはまずいな。おかしな言動が見られ始めたら
第3段階だ、ブチャラティ。」
ブチャラティ「・・・!」グルッ・・・
モンタギュー「そこでおかしな処置をしちまうと、もう終わりだ。ソイツにサヨナラを
言わなくっちゃあならなくなるぞ。」
モンタギュー「大変だなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!
アアアアアアアアアアアッハッハハッハハハッハ!!!」
- 233 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:54:53.73 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「・・・貴様!!いい加減にしろ・・!」グッ・・・!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・!!
ブチャラティ「スティッキーフィンガーーーーズ!!!!」
ドバァァァァァァァッッッ!!!!
モンタギュー「・・・ニヤリ・・・」スッ
ドバシッッッ!!
ブチャラティ「・・・クッ・・・!」
モンタギュー「そして・・・、お前の体にもそろそろ異変が起こるはずだ。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 239 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:57:21.86 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「さっきから俺のスタンドに何回殴られた?3発?4発?いや、
もっと殴られてるはずだ・・・。そうだな15発は殴っただろう。」
バギィィッッッ!!
ブチャラティ「・・・ッ!!」ヨロッ・・・
モンタギュー「そしてこれが16発目だ。お前は今まで自覚症状がなかったんだろうが
そろそろ現れる頃だ・・・、お前の身体に、如実な変化が・・・!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 241 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 15:59:28.15 ID:Mm8jKTih0
- ブルブルブルブル・・・!!
ブチャラティ「・・・!!!!」ブルブル・・・
モンタギュー「空気中の温度を変化させる時と違い・・・生物の体温を直接操作するには、
俺のスタンドが対象に直接触れる
必要があるんだ・・・。少しずつだが、お前の体温は低下していた。
一発につき『1分(いちぶ)』ずつの体温低下。そのツケが今、お前の身体を
蝕み始めている・・・。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
- 251 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:06:32.05 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「今、恐らくお前の体温は35度を下回り、中度の低体温症が
起こっている。体が激しく震えているのはそのためだな。そのうち
歩く事もできなくなるはずだ。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!
- 253 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:07:19.10 ID:Mm8jKTih0
- ブチャラティ「・・・(体が・・・痙攣している・・!)」ガクガクガクガク・・・
モンタギュー「『空気の温度が下がる事』と『体温が直接下がる事』はワケが違う。
体温が一度上がるだけで、身体の調子はバカみたいに狂う。風邪で
熱が出た時・・・ツライだろ?なぁ・・・。だが体温が『下がる』方がさらに
ヤバく、症状が凶悪だ。」
- 255 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:11:33.28 ID:Mm8jKTih0
- モンタギュー「『覚悟』・・・出来たか?ブチャラティ。お前にはそれが必要だ。今からの
ことを考えると・・・。」
ブチャラティ「(・・・体温が必要だ・・・身体を動かして・・・体温を上昇させる!!)」
ブチャラティ「オオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!」ググググッ・・・
スティッキー「アリアリアリアリアリアリアリ!!!!」
ドバァァンッッッッ!!!
モンタギュー「・・・お前が動いて体温を取り戻すのが先か・・・俺のスタンドで
体温をさらに下げられるのが先か・・・。見ものだな、ブチャラティ!!
見せてもらうぞ!お前の覚悟を!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!
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