( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 12話目
258 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:16:28.40 ID:Mm8jKTih0
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 〜モンタギュー家 同時刻〜

   ドガッ・・・!!!

従者「ウッ・・・!!」

          ドサッッ・・・!
アバッキオ「・・・」スッ・・・
ミスタ「・・・これで全員・・・だろ?一応。予定としてはよォ〜。」
ナランチャ「え〜ッと、残ってるのが7人だったはずだからァ〜・・・
    いち、にぃ、さん、しぃ・・・そうだね。7人全員いるよ。」

259 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:18:30.31 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「無い事はないけど、今の所大丈夫だね。俺のエアロスミスが
    外で『呼吸』を見張ってるからさァ。」

アバッキオ「・・・そうか。」
アバッキオ「じゃあ・・・」
ミスタ「あぁ、行こうぜ。」
ナランチャ「コクッ・・・」

  ダッダッダッダッダッダッ・・・

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260 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:21:38.35 ID:Mm8jKTih0
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 ガチャッ・・・

ナランチャ「・・・」チラッ・・・
  キョロキョロ・・・
ナランチャ「この部屋の中に地下牢へ続く通路があんのかァ〜・・・。
そこに子供達がいるんだよね?」

アバッキオ「あぁ、そのハズだ。」


261 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:24:20.61 ID:Mm8jKTih0
ミスタ「・・・おい」キョロキョロ・・・
ミスタ「どこにも無いぜェ〜、それっぽい通路なんてよォー・・・。」クルッ・・・
ミスタ「部屋、間違えてんじゃあねーのかァ?」

アバッキオ「ツンの話によるとだな、その馬鹿でかい
        机の後ろにボタンがあるはずだ。」ビッ

ミスタ「!!マジかよ、バットマンみてーだなァ〜・・・!」カツッカツッ・・・

     ピクッ・・・
ナランチャ「!!俺が!俺が押すよッッ!」ダァーッ
   
      ガサゴソ・・・
     
ミスタ「・・・」
アバッキオ「・・・」

263 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:30:42.95 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「ヘヘッ。良い?押すよ?」カチャッ・・・
ミスタ「いいからさっさと押しな。」ハァ・・・

ナランチャ「・・・ホイッ!」ポォォン・・・!

      ガチャ・・・!

アバッキオ「本棚が・・・!」 

      ウィーーーーーーンッッッ!!!!!

ミスタ「・・・移動してるぜェー・・・」

        ィィィィィィ…ン

アバッキオ「・・・」
ナランチャ「・・・」
ミスタ「・・・」

    ゴゴォォォンッッッ!!!

  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・

264 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:39:31.78 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「・・・・・・。」ポケーッ・・・

ミスタ「うへェ〜、スゲェわこりゃ。」
アバッキオ「・・・行くぞ。」カツッカツッ・・・

     カツッカツッカツッ・・・

ナランチャ「・・・真っ暗だね。照明ぐらい付けりゃあ
    いいのにさァー・・・、
    金持ちって変な所で金ケチるよなァー!」

ミスタ「子供達が脱走しねーよーにだろー?多分だけど。」

ナランチャ「へェー・・・。」


265 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:41:13.36 ID:Mm8jKTih0
         カツッカツッカツッ・・・
ナランチャ「ねェ、アバッキオ。一応確認しとくけどさ。」

アバッキオ「なんだ?」

ナランチャ「アレってマジ大丈夫なのかな?ツンの・・・」

アバッキオ「『記憶操作』ってヤツか?」

ナランチャ「そうだよ、ブチャラティが昨日言ってたじゃん?」

267 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:42:48.84 ID:Mm8jKTih0
ブチャラティ【屋敷に捕まっている子供達を牢屋から逃がす際、
     お前等が姿を一切見られずに・・・っていうのは
     難しいだろう。弱ってる者もいるだろうしな。】
ブチャラティ【そこで、子供達の救助はそのままの格好で普通に
     やってもらう。】
アバッキオ【いいのか?姿を見られたら後で・・・】
ブチャラティ【そうだ、だから、その処理はツンにやってもらう。】
ツン   【私・・・?ですか?】
ブチャラティ【そうだ。プリンスで子供達の今日の記憶だけ削除して
     ほしい。ツンのスタンドなら可能なハズだ。出来るか?】
ツン   【・・・やってみます。】
ブチャラティ【そういうことだ。子供達の救助は普通に行ってもらっていい。】

269 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:49:40.14 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「・・・ってさァ〜、でも大丈夫なのかな。マジで。」

ミスタ「・・・」チラッ・・

ナランチャ「その記憶操作がうまくいかないと、俺達マジヤバイぜ!
    組織裏切った事もバレるだろーしさァ!」

270 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:50:27.81 ID:Mm8jKTih0
アバッキオ「・・・」
ミスタ「・・・」クルッ
ミスタ「・・・なぁ、ナランチャ。お前、昨日の夜何してたか覚えてるか?」
アバッキオ「・・・」チラリ

272 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:51:50.27 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「昨日?昨日の夜はァ・・・確か皆で夕飯食べて・・・
    それから・・・」

ミスタ「・・・」
ナランチャ「・・・寝た。かな?あんまし覚えてないけどさ。」

ミスタ「・・・それだけ?何も覚えてない?夕食の後、『何した』とか『された』
   とか・・・何も覚えてない?」

ナランチャ「あァーーーッッと・・・。別に何もなかったと思うけど・・・」

ミスタ「そうか・・・。」
ミスタ「じゃあ大丈夫だろォーーッ・・・心配しなくてもよォーーッ」
アバッキオ「・・・フッ・・・」ククッ・・・

ナランチャ「えッ?・・・何だよそれ・・?どーゆー・・?」バッ・・・!

273 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:53:26.90 ID:Mm8jKTih0
ミスタ「何でも無いよ、まぁ心配すんなよなァー。」
              カツッカツッ・・・

ナランチャ「おい!ちょっと待てよ!・・・クソッ!えーっと・・・」
ナランチャ「アレーッッ!????昨日の事なのに思いだせないぞーッ??
    おかしいなーーッ!!」

ミスタ「・・・・気にすんなよ、ナランチャ。大したことじゃあないんだ。」クルッ・・・
        ポンポン・・・


275 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:54:16.21 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「・・・マ、マジかよ〜・・・」
ミスタ「・・・」ジーッ・・・
ナランチャ「・・・な、何だよ!」
ミスタ「・・・プッ・・・!!クスクス!!!」

ナランチャ「!!テッ、テメーーー、ミスタ!!
    何かしただろーが!ただじゃあおかねーッ!」ガシッ・・・!

ミスタ「おいおい、何があったかもわかんねーのに俺に
   『とりあえず』暴力振るおうってのか?」ヒラヒラ・・・・


276 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 16:55:24.77 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「グッ・・・!!」

アバッキオ「オラッ!早く来いよ!置いてくぞオメーら。」 カツッカツッ・・・

ミスタ「ホレ、行くぜナランチャ」バッ・・・

ナランチャ「ちょっ!待てッ!!何したんだよ教えろッ!」

            カンカンカンカンカン・・・!!

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277 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:01:01.39 ID:Mm8jKTih0
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  カツッカツッカツッ・・・

    カツッ!

アバッキオ「・・・ここだな。この扉の向こうだ・・・」

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

ミスタ「・・・」
ナランチャ「・・・」ゴクリ・・

アバッキオ「・・・入るぞ。」

   ガチャリ・・・

278 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:01:34.02 ID:Mm8jKTih0
   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!!


    『お腹すいたよォォ〜』
                 ウォォォォン・・・
   『出して〜〜ここから出して〜』
           ウォォォォン・・・   『死んじゃうよ〜』
    『フィリップはどこに行ったの』
  ウォォォォン・・・         『お母さんに会いたい』
  『何か食べ物を下さい、お願いします』
        ウォォォォン・・・
             『寒い。寒くて死んじゃうよォォ〜』
    『薬飲ませて・・・お腹が痛い。』
           ォォォォ・・・
             『うわぁぁ〜〜〜〜〜ん・・』
   『え〜〜〜〜ん・・・』


279 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:02:08.37 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「・・・な、何だよコレ・・・」
ミスタ「 マンマ・ミーア(なんてこった・・・)」
アバッキオ「・・・・・・コイツは・・・」

    『ウォォォ
       ォォォォォォン…!』

ナランチャ「・・・こんなのって。」フラッ・・・
ミスタ「・・・」クルッ・・・

アバッキオ「・・・」


280 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:03:13.99 ID:Mm8jKTih0
    『出して・・・』
  『助けて・・・』

ナランチャ「・・・・・・!!」スッ・・・

    ドガァァッッッ・・・!!

ナランチャ「・・・ギリギリ・・・」ミシミシ・・・


281 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:04:09.10 ID:Mm8jKTih0
ナランチャ「・・・俺、フーゴに連絡してくるよ。
正直、ここには居たくない・・・。」

ミスタ「あぁ、頼むぜ。見つかるなよ。」
ナランチャ「・・・。」スッ・・・

アバッキオ「・・・」

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282 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:04:57.29 ID:Mm8jKTih0
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カツッカツッ・・・

  ガチャッ・・・

ナランチャ「・・・」スッ・・・
ナランチャ「(誰もいないな・・・)」キョロキョロ
 
    サッ・・・

ナランチャ「・・・電波は入ってる。」

    ピッ ポッパッピッピッポッ・・

285 :1 ◆A/02Sqb2ac :2006/02/12(日) 17:07:10.09 ID:Mm8jKTih0
   トゥルルルルルルルル

        トゥルルルルルルルル・・・
ナランチャ「・・・」
ナランチャ「もしもし、フーゴ?俺だけど。」
ナランチャ「こっちはもう用意できたから、ツンと
    一緒にこっち来てよ。」
ナランチャ「うん・・・。ブチャラティは?」
ナランチャ「うん・・・。そう。わかった。」
ナランチャ「じゃあ、後で。」

     ピッ・・・
ナランチャ「・・・」
ナランチャ「ブチャラティから、まだ連絡無しか・・・。」
ナランチャ「・・・」
ナランチャ「・・・ブチャラティ・・・。」

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